吹く風が秋の空気になりました。
夜が少しずつ長くなって、なんとなく大人の季節という気がします。
この時期、私の大好物が旬をむかえます。
というより、1年中採れるわけではないので、美味しく食べるのは今しかない!という感じです。
それは何かというと銀杏です。
休日に遊びに行った先で、その土地の道の駅を覗くのが楽しみです。
なかでも、ここ数年友人から分けてもらう「祖父江の銀杏」がほっぺたがおちるほど美味しいです。食感と風味が秀逸です。3Lという粒の大きさと、翡翠のような透明なグリーンは本当に美しく、見ているだけでもうっとりしてしまいます。
貰ったら1日7粒まで(大きいので!)と決めて、なるべく早めに食べます。あんなに堅い殻に覆われているというのに、中身は着々と乾燥していくので早く食べないともったいないことになってしまうのです。
食べ方は簡単です。
専用の殻割り器で殻を割り、紙袋や封筒に入れてレンジで1分強加熱して出来上がりです。熱いうちに塩を付けながら食べます。
ただ、家族には迷惑がられています。
台所と電子レンジに銀杏独特のにおいが充満して換気くらいではなかなかおさまりませんから。
特に嗅覚の過敏な息子は大変です。可哀想なので、配慮しながら、遠慮がちに食べています。解決になっていませんが。
銀杏の話で終わってしまいました。
本当は、大好きな「いやいやえん」という本のことを書きたかったのですがそれはまた次回(→そのうちいつか)にします。