ぼくらはみんな生きている

お正月休みが終わって鏡開きも過ぎた頃、家族で河川敷にある

パークゴルフ場へ遊びに行きました。

木々は冬枯れしていて芝生も枯れてからからに乾燥していました。

春が来るのははもう少し先ですね。

 

 

パークゴルフはテニスボールくらいの大きさの玉を専用のクラブで

打って穴に入れるスポーツで、パターゴルフのような感じです。

パターゴルフはレジャー感覚ですが、パークゴルフは全国各地に

公認コースがあり、競技人口も多いスポーツで、家族で楽しむのにも

ぴったりです。

私が研修などでいない週末に、旦那が子どもとみつけたようで

しばらくこっそりふたりで楽しんでいたようですが、とうとう私にも教えて

くれたのでした。

埼玉県内はもちろん、近隣県のコースはほぼ行ったのではないでしょうか。

 

旦那は息子と遊びたくて、息子がまだ本当に小さい頃からあちこちの公園やじゃぶじゃぶ池、アスレチック、サイクリング、博物館、科学館と、休みのたびに私たちを連れ出してくれました。今も飽きることなく

連れ出してくれます。

 

感覚統合の必要な息子にとってどれほど素晴らしい体験になっているかはいうまでもないことです。

 

「なんでアスレチックなの?」と聞くと

「なんかすごく大事な気がして」と言っていました。

 

アスレチックをさんざんやって、今は卓球やゴルフというわけです。

私は家の中の仕事が好きで、羊毛キルトや消しゴムはんこ、縫い物や

読書をして過ごしたいのですが、それは平日にするということで

休日は家族で車のCMのように遊びまわっているのです。

 

 

とはいえ息子も4月から中学生。

週末にもプライベートな約束が入ってくるでしょう。

そのうち夫婦ふたりのパークゴルフになるのでしょうか。

 

 

冒頭行った河川敷のパークゴルフ場ではところどころ土が盛り上がっって出来たアリ塚のようなものがありました。

 

これなんだろう?もしかしてモグラがやったんじゃない?えーまさかぁ。

なんて話していたら

モコッ モコッ って地面の中から土が突き上げられるように動きました。静かに待っているとまたモコモコ~となる。

植えた種が地面から芽吹くのを早回しで見ているみたいな感じです。

ほんとは掘り返して正体を見たかったけど、大人なので我慢しました。

きっと小さい頃春先に保育園の散歩で何度も見たモグラのお仕事でしょう。

 

私達が歩いている地面のすぐ下にも見えないけど何かが生きているということですね。

みんなそれぞれの場所で頑張ってるんだなあと思いました。

こんなに寒くても、春はそう遠くなくめぐってくるのだと思いました。

でもその数日後大雪になっちゃったんですけど・・・・・・