JRをよく利用しています。
そこで最近あることに気づきました。
定期的に変わる車内広告ですが、銀行系カードローンや不動産担保ローンの利用を呼びかけるものが意外と多いのです。「簡単」「便利」「誰でも今すぐに」・・・
なんで多いんだろう?
カード会社がみんな顧客の立場に立って「借金」で身を持ち崩さないようにマネジメントをしっかりしてくれるわけではありませんよね。
そこは全部借りた個人が責任を負うところです。
私の感覚では「人からお金を借りる」ということはそうそうはあり得ないことです。
もし借りたなら早めに返す、絶対滞納しない、返済出来なかったらどうなるかを考えるとそら恐ろしくなる・・・
だから「借金」で失敗しないためには「もしも返済出来なかったら」をイメージ出来ることは大変大切なことになります。
以前読んだ「旦那さんはアスペルガー」という漫画の中に登場する旦那さんは、「お金が無いのであれば借りる」のは当たり前のこと、ごく自然なこと というような感覚の持ち主で、それによって奥さんが気づいたときには巨額の借金が出来てしまっていました。
こういう例って意外と多いんじゃないかな。
社会的には常識とみなされる感覚も、意図的に繰り返し教えないと身につかない人も沢山いるんだってことを、私の当たり前は他の人にとってはそうじゃないかもしれないっていうことを忘れずにいなければと思ったのでした。
それから車内広告にローンの広告が多いのは何でかって書いたけれど、答えの1つは決まっています。
そんなの「効果」があるからですよね。「利益」があるから車内に広告を出すのです。
エステ、英会話、転職サイト、消臭・制汗スプレー、ビールに缶コーヒー、パチンコや競艇等々・・・
車内広告って「効果」がよく考えられていますよね、怖いくらいです。