~カウンセリングとは~
何かスッキリしない・・・・
眠りが浅く、朝早く目が覚めてしまう・・・
すごく気分が悪くなる出来事があった!
いつもいつも自分は何てダメなんだ~と落ち込んでしまう・・・
自分は何て価値のない人間だろう・・・
言うことを聞かない子どもにイライラする!
などなど・・・・
人は普段生活している中で様々な悩みや苦悩、自己嫌悪、
無力感など、実にたくさんのことを心に感じながら過ごしています。
こういった様々な心の中の出来事は無視されやすく、
「気のせいだ」
「時間が経てば忘れる」
「違うことをして紛らわそう」
などと、まるで何事もなかったかのように違うことに
気を向かせようとしてしまいます。
ですが、どうでしょう?
心のモヤモヤ感が残ったまま、遊びや仕事、趣味などに
向かっても、満ち足りた気分にはならないのではないでしょうか?
美味しい食事でも、楽しい時間でも、心の底から充実した気分には
なりにくいのでは?ないでしょうか。
そのような、「今・ここ」で感じている心の中の晴れない気分を
スッキリさせ、心のデトックスとも呼べるものが、
カウンセリング なのです。
~カウンセリングはどのような事をするのか~
まずは今、あなたの心の中で起きている事を何でもお話ください。
例えばご家族の事、ご夫婦の事、子どもの事、仕事の事、人間関係の事、
友達の事、昔から感じている事、上手く言えないがスッキリしない事、
などなど・・・・
お話の内容に制限はありません。どのようなことでも、安心・安全な空間で
お話頂けます。そして、上手にまとめながら丁寧にお話されなくても大丈夫です。 言葉になっていなくても、とりあえずお話をしてみてください。時にはカウンセラーから簡単に質問をさせて頂きながら、「今・ここ」で感じている事を丁寧にお聴きします。
今話したくないことは、無理にお話し頂かなくても構いません。現在話せる
ところまでで問題はありません。
カウンセリングとは「自助努力の支援作業」です。お悩みの内容について、
一緒に考え、共感し、受け止め・受け入れながら、時には方向性を示しながら、お話を「傾聴」することにより、問題の解決に向けて共に歩いていきます。
~カウンセリング技法、再決断療法とは~
~今、苦しいと感じている問題の解決への糸口は過去にある~
交流分析(TA)と呼ばれる心理学理論では、人間は小さい頃に
あらゆる心の中のマイ・ルールを決めて、それに沿りながら人生
を歩んでいると考えられています。
例えば、お母さんに嫌われるからいつもニコニコしていよう。
例えば、お父さんに怒られるからいつも男らしく振る舞おう。
例えば、両親が「しっかりしなさい!」と言うから子どもらしく
振る舞うのを止めて、大人のように振る舞おう。
例えば、両親があれをしなさい、これをしなさいと言うから、自分で
考えるのを止めていつでも従っていよう。
幼少期、子どもの頃は親や周りの大人の意見や態度に乗っ取った
生活や振る舞いをしています。それは今生きていくうえで大切な
事であると認識しているので、そのルールに従っていました。
ですが、もし大人になった今でも、この小さい頃のルールに乗っ取った
生活や振る舞いをしていたらどうでしょうか・・・・?
人に嫌われないように、嫌な事をされてもいつもニコニコしている。
男だから弱音は吐かず、例え倒れても病気になっても仕事をする。
しっかりしなくてはいけないから、遊びに行ってもはしゃがず楽しまない。
指示・命令してくれないと何一つ考えて動くことが出来ない。
とても人生は歩きにくく、苦しく、心から充実した日々を送るのは大変
ではないでしょうか?
小さいころ自分の心のマイ・ルールを決めることを 決断 と言います。
そして、新たにマイ・ルールを決め直すことを 再決断 と言います。
自分で決めたルールだから、いつでもそのルールを決め直すことが出来、
尚且つ、自分が望むなりたい自分に変化することが可能なのです。